Theory of Otaku

Im not otaku.

勝ちたいPCゲーマーは周辺機器にこだわるべきである ~パート2~

はじめに

お久しぶりです。7月くらいにpart1を書いてまるまる2か月くらい経ったと思います。

m9.hatenablog.com

世の中の皆々様はいいマウス、いいキーボードを揃えられたでしょうか。それとも今秋に発売されるXtrfyのM4を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。少なくとも周辺機器に関して注目しているならいいですね。 今回の記事はモニターだけです。

周辺機器のおはなし

それでは本編の周辺機器のお話をしたいと思います。残るはマイクとかイヤホンとかのサウンドバイスとモニターですね。今回はまだわかりやすいモニターについて話します。

モニター

モニターの話をします。初めてモニターのことを知る人のためにめちゃくちゃ優しく細かく話します。

リフレッシュレート

よくAmazonとかでモニターを調べると〇〇Hzってかいてあることがありますよね。これがそのモニターのリフレッシュレートですが、よくあるのが60Hz・120Hz・144Hz・240Hzです。120Hzのものはあまりないかもしれません。世に出回っているモニターは基本的に60Hzのものです。

リフレッシュレートとは、簡単に言えばモニターに表示されるFPSの上限です。よくありますよね、Steamのゲームだと左上とかに緑色で数字が出てたり。アレがFPSです。FirstPersonShootingじゃなくてFrameParSecondで、秒間に表示されるフレームの枚数のことです。例えば、100FPSなら普通であれば1秒間に100枚のフレームで画面が描画されるということです。簡単に言えば画面の滑らかさです。数値が大きければなめらかで、小さければ飛び飛びになります。

ここで先ほど言った上限という話です。結論から先に言うと、FPS上限が60である60Hzのモニターでは例の100FPSを十分に発揮できません。せっかくいいPCを持っていてゲーム内では200FPS出てる!という人でも60Hzのモニターを使っているなら60FPS分しか描画されていないのです。

ここでわかる人はわかると思いますが、モニターのリフレッシュレートとPCのスペックは一緒にあげていく必要があります。もちろんリフレッシュレートの高いモニターをあらかじめ買っておくだけ!というのも悪くないですが、モニターは高いです。50FPSしかでないPCのゲーマーが240Hzのモニターを買ってもぶっちゃけお金の無駄と言えるでしょう。逆に、240FPS出るPCを持っているゲーマーは240Hzのモニターを買わないとそのPCの性能を十分に発揮することができないのです。何事もバランスですね。

FPSが変わるとどうなるかは、ゲーム内MaxFPSの設定ができるゲームならわざと数値を30Hzとかに落としてみたりすると変わると思いますよ。

応答速度

モニターには応答速度というものがあります。これはモニターのある点の色が、PCからの指示を受けて違う色に変わるまでの速度です。一般的には10msや5msです。すでに1秒の100分の1とかいう本当に人間に感知できるのか?という数値ですが、普通のゲーミングモニターはさらに短い1msです。10msと1msの間は実は人間の目でもわりとわかる差があります。興味がある人は実験してみてはいかがでしょうか。最近では1ms以下の0.8msや0.6msのモニターなどが販売されています。

ぶっちゃけた話、1ms以下は誤差です。その0.2から0.4ミリ秒の差を知覚できる自信がある方はぜひ0.6msのものを買えばいいと思いますが、そうでなければ1msでも問題はないです。FPSで言うと0.4ms早く敵の存在を敵より早く認知できたとして、反応速度が敵のほうが早ければ負けるときは負けますからね。ここは自己満足の世界と言ってもいいでしょう。

ブラックイコライザー

界隈ではよくブライコという名前で称されることが多いのですが、よくモニターの宣伝でありますよね。暗いところを明るくする機能です。FPSでは敵の認知が一番大事といっても過言ではないです。そして敵の認知のためにゲーマーができることは耳で聞くことと目で見ることです。この目で見るところで、当然リフレッシュレートや応答速度も大事ではありますが、それと同じくらい大事なのがブライコです。 とても暗いエリアや洞窟内などでこの性能を発揮できると、普通のモニターを使っている敵からはこちらが見えないのに、こちらからは一方的に敵を認知し撃つことができます。敵からしたら「は?チーターか?」と言われてもおかしくないやつですが、別に不正ではないです。

モニターを選ぶ基準

いっぱい話しました。モニターは安いものは1万5千から高いものは6万、10万とどんどん跳ねあがっていきます。なのでここでモニターを選ぶ基準について書いておきたいと思います。

優先度はリフレッシュレート>ブラックイコライザー>応答速度です。まずPCの性能を十二分に発揮できるリフレッシュレートは必須と言えます。次に応答速度とブライコですが、応答速度は1msなら問題ないので一般的なゲーミングモニターなら標準搭載です。なのでブライコの性能を比較して決めるのが良いと思います。応答速度は1ms以下でも当然いいですが、お財布と相談になります。

おすすめモニター

お勧めのモニターを並べておきます。144Hzか240Hzのモニターです。

おわりに

おすすめモニター、ぶっちゃけどれを選んでもいいと思います。自分のPCスペックと見比べて、レビューを調べていっぱい考えて買ってください。これで敵のことが見えるようになります。イージーですね。パート3で最後の音のことを書きたいと思います。先ほど書きましたが、モニターとサウンドバイスFPSなどで敵を認知するにあたって重要な視覚と聴覚の部分を担当するんです。モニターは自分の目だと思いましょう。敵は視力10でこっちはマイナス3とかだとするとそりゃ勝てないって話ですよ。音に関しても似たような話をすることになります。状況は自分と敵が弾の入った銃を持っているんです。敵より先に敵を見つけることができるほうが有利でしょう。

よく疑われますが、モニターが良くなるとゲームがマジで上手になります。よく敵が見えるようになるんだから当然ですよね。というか、プロゲーマーが見栄で高いモニターを買っているとか思ってる方は流石にいないと思いますが、プロゲーマーは敵が自分を見つけるより先に敵を見つけて一瞬の打ち合いを勝つために...って考えると、そのプロゲーマーと同じ目を持っていると考えると買いたくなりません?前回マウスとキーボードはプロの真似をしてもしょうがないと書きましたが、モニターとサウンドバイスは同じにすればぶっちゃけあとは練習次第で同じレベルまでいけると思います。見えてるもの聞こえてるものは同じで、そこからやっとエイムや立ち回りなどのプレイヤースキルが出る、と考えるとデバイス面で劣るということがどれだけ苦しいかわかっていただければいいなと思います。

次回はまた2か月後だと思います(白目)